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1982-1984

試行錯誤から始まったOV号のルーツ

1972年「4ストバイクでレースをやりたかった」という当時18歳の佐藤健正は、故郷熊本を離れて本田技研鈴鹿製作所に入社。
社内チームの鈴鹿レーシングではCB125をベースにして全日本を走らせていた。

その後、「より高いレベルでバイク作りを学べる」と考えた佐藤は、モリワキエンジニアリングの門をたたくことに。
およそ6年間、森脇護氏のバイク作りを間近で見ていく傍ら、「いつの日か自分でも自らの考えが反映されたバイクを作って走らせてみたい」という思いが次第に膨らんでいく。

そして、1982年、オーヴァーレーシングプロジェクツを設立。
1984年にはTT-F1マシン、OVを冠にネーミングされたオーヴァーレーシンング初のオリジナルマシンOV-01が完成する。
アルミ角パイプを用いた記念すべき最初のオリジナルフレーム採用マシンだったが、
「今になって思えば、当時は何も分からずに、とりあえずオリジナルフレームを作ってみましたというレベル。
ライダーの藤本泰東選手からはいろいろと問題点の指摘も受けたんですが、最初のうちはそれがどこに起因しているのかもよく分からなかったですね。」

それでも試行錯誤を重ねるうちに完成度は飛躍的に向上。後に続くOV号の基礎となるべき知識とデータの蓄積が進んでいった。