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1992-1997

街乗りスーパースポーツを市販化

OV-11や11Aでヨーロッパのシングルレースに参戦していた頃、
国内では2輪専門誌とのジョイントで、ヤマハのバラレルツインTDM850をレースを通してスポーツバイクに仕立てていこうという企画が遂行していた。
92年には、この企画を発展させ、オリジナルの楕円パイプフレームにTDMエンジンを搭載したがOV-15が完成。
OV-15は国内のツインレースを何戦か走ったあとに、この年の鈴鹿8耐にもチャレンジした。

さらにこのOV-15をベースに「日本製ツインの街乗りスーパースポーツを産み出そう」という、壮大なプロジェクトがスタート。
あくまでもストリートバイクが大前提となっていたため、従来のOVレーサーとは全く異なるアプローチにて開発が進められることになる。
車体設計には専門のインダストリアルデザイナーを招聘し、フレームもカウルデザインもモックアップまで作って検討するという、
メーカーの市販車開発と同様の本格的な手法が探り入れられた。

「外装関係はもちろんですが、フレ―ムもレーサーちっくなものではなくて、街乗りを意識したカッコいいものになるよう、溶接痕にまでこだわりました。
なんといってもプロのデザイナーの関与は心強かったですね。」

そして完成したのがOV-15A。
93年のパリショーにて、オリジナルのストリートバイクとして出展を果たす。
目の肥えたヨーロピアンライダー達の注目を多いに集めた。
その後OV-15Aは鈴鹿8耐にも参戦。97年には日本製ツインの街乗りスーパースポーツとして、国内での市販化を実現した。