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1995-2006

モノ作りの底流に流れるもの

国内でのネイキッドブームを背景に始まったスズカNK-1シリーズにおいて、オーヴァーXJR1200は95,96年とシリーズを2連覇。
翌97年の鈴鹿8耐では、YZF1000サンダーエースにてXフォーミュラでクラス優勝。
総合でも、750スーパーバイク勢を向こうに回して13位と優秀な結果を残した。

その後、各メーカーもこのクラスに力を入れてくるようになり、YZF-R1に代表される新型の1000ccスーパースポーツが続々と登場する。
やがてスーパーバイクのレギュレーションは750ccから1000ccとなり、全日本のトップカテゴリーは1000ccのスーパースポーツ一色となる。

「かつてTTF1にOW01が出てきた頃と同じで、もはやプライベーターが独創性を発揮できるような状況では無くなってしまいました。
オーヴァーレーシングの基本はモノ造りにあるわけですから、それでは面白く無いんです。」

そこで、ベース車両として選択したのが、VツインクルーザーのXV1700だった。
アルミ楕円バイブフレームと本格的な足周りですっかりロードレーサー然とした姿に生まれ変わったOV-23は、鈴鹿8耐に果敢にチャレンジしたのだった。

「一番サーキットに向かないバイクは何かと考えた時に、まずはXV1700とVMAXが候補に挙がったのですが、
V-MAXは4気筒で速くなって当たり前のように思ったんで、XV1700を選んだんです。
誰もやらないようなバイクを早く走らせるためには、いろいろと工夫しなければならないわけですが、
そこに従来にない発想や、他にないものが生まれ、最終的には市販品にフィードバックされることになるんです。
そういう考え方や姿勢はこれからも大切にしたいですね。」