モンキーエンジン用新型フレーム『OV-38』の完成です。

 

 

ハイスペック&パワフルエンジンの搭載を想定し、

新製法と新たなアイデアを取り込んだ全てが新しいスペシャルフレームです。

 

 

 

 

フレームを構成する根幹となるメインフレームは、30mmロング&キャスター角28度のOVフレームの方程式を受け継いだモノブロック方式。

 

 

3次元テーパー加工を用いて貫通穴を施し、ハーネス類の処理と電装パーツのスペースを確保、タンク下やマウント方法を見直し、限られた条件の中で進化しています。

 

 

新設計のV字フレームは、OV-38フレーム最大の特徴の一つ。
シートレースプレートから延長したV字フレームは、メンイフレームと重ねて構成し、エンジンマウント部の横方向への剛性アップしています。

 

 

ピボット部へとつながるエンジンマウント部は肉厚なアルミ材より削り出された3次元テーパ加工によるワンピース構造。内側にまで及ぶポケット加工とRエッジ加工はスタビリティの限界まで軽量化を追及しています。
3次元加工によるエンジンハンガーも新設計パーツの一つです。

 

 

ピボットプレート部に、面圧を高めたボルトオンのクワトロ形状を採用。
軽量化にも貢献し、開きを抑制し四方向へのねじれを受け止める4本止めです。

 

 

ステップ取り付け方法を見直し、フレームへのダイレクトマウントへ新設計しています。
より精度の高いマウントを求め、フレームを通して伝わるライダーへのフィーリング感を高めました。